30代からの医学部学士編入合格への道

筑波大学医学群学士編入者の顔ぶれ・年齢

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 学士編入試験合格作戦
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筑波大学医学群学士編入者の顔ぶれ・年齢

医学部学士編入試験突破を目指す皆さんにとって、自分は果たして受かる見込みがあるのかどうかは最も気になるところではないかと思います。 特に30代以上の方にとって気になるのは自分の年齢で受かる可能性があるのか、そして文系出身の方にとっては文系で受かる可能性があるのかどうか、 というのが気になるところだと思います。

もし、その大学の医学部学士編入試験の過去の合格者の年齢と学歴・バックグラウンドを知ることができれば、それが大いに参考になると思います。 しかしそのような情報を入手することは通常は非常に困難です。 河合塾KALSのように多くの合格者を輩出している予備校では、過去の合格者の情報のストックが豊富だと思いますが、 そこにアクセスするには入校するしかありませんし、それでも完全な情報は通常入手できないです。 というのも、まさに筑波大学の医学群学士編入者のように、KALS出身者の占める割合が低い大学では、 天下のKALSでも情報のアンテナが届かない状況と思います。

皆さんが筑波大学の医学群を目指しているかどうかは分かりませんが、もしそのような方がいれば、 ここで誰からも聞けない貴重な情報を提供しようと思います。 と言っても何と言うことはなく、僕が編入した同じ学年の医学群の学士編入者の顔ぶれです。

筑波大学医学群学士編入試験の受験者層

筑波大学医学専門学群医学類の学士編入の筆記試験当日(2006年7月4日)、会場にいる受験生を見回した感じでは、 全体的に受験者は若いのは当然ですが、その中に僕よりも明らかに年齢が上の、40代以上と思われる受験者がそれなりにいました。 医師を目指す人たちは皆それぞれに事情があったのだと思いますが、その中で合格したのはわずか7人で、 そのうち実際に編入したのは僕を含めて5人でした(つまり2人辞退したことになります)。

僕は2006年7月早々、筑波大学医学群の学士編入に合格してから9か月近く、フリーの生活を送っていたのですが、 その時、編入してくる他のメンバーはどのような人たちなのだろう、と無駄な想像を巡らせたものでした。

筑波大学医学群学士編入者のメンバー:年齢・性別・学歴・バックグラウンドなど

@全体的に若いが中には40代編入者もいる→高齢編入に寛大?
A文系出身の編入者もいる→筆記試験で高得点できれば文系出身でも不可能ではない
B河合塾KALS出身者が少ない
Cやはり男性が多い
D東大卒が多い

2007年度編入の僕たち5人は「学士編入7回生」で、当然というべきか全員男性でした。 18歳の入学生に交じって、大学全体の入学式に参加しフレッシュな気分を味わった後、その夜が 学士編入者の「初顔合わせ」でした。 筑波大学医学群の学士編入では以前から、上の学年の学士編入生が、新編入生の歓迎会を開くことになっていて、 学士編入で医学群に入った先輩たち(ほとんどは僕よりも若い)が、大学近くの居酒屋で僕たち5人の歓迎会を開いてくれました。

1年上の学士編入者5人の中には女性が1人いましたが、残念(?)なことに僕の学年は5人全員男性でした。 皆それぞれどう思ったかは分かりませんが、僕を含めて5人とも少し残念に思ったのではないかと思います。 少し打ち解けてきてから、「野郎ばっかか〜」と冗談交じりに本音を言う人も複数いました。 僕は学士編入してくるような人は全員男性という先入観があったのですが、 確かに試験会場にいた受験者を見ると、女性が一定割合でいたので、最終的に編入してきたメンバーが全員男性というのは 意外と言えば意外なのかもしれません。

同学年の学士編入者の年齢は僕が34歳で最も上、他の4人の年齢は高い順に33歳、29歳、25歳、22歳でした。 最終学歴は僕を含めて東大卒が3人(いずれも理科T類)、東京理科大学(東工大博士課程)、東京医科歯科大学卒の臨床検査技師 という学歴・経歴でした。 その中で河合塾KALS出身は僕を含めて2人だけでした。他学年も同様で河合塾KALS出身は少ないようでした。

上の学年の正確な学歴はよく分かりませんが、薬学出身(東京理科大学だったと思います)、東大法学部出身の人もいました。 ちなみにその翌年、これと同様に僕たちが下の学年の学士編入者の歓迎会を開いたときに、 1年下の編入者の中には東大文学部出身の人もいました。 いずれも東大ではありますが、筑波大学の医学群への学士編入は文系からも編入の実績があるということです。

編入生の年齢は比較的若い印象がありましたが、僕たちの歓迎会の時にいた数学年上の女子学生は既に40歳を超えているということで、 僕よりも高齢編入ということになります。 また僕が新5年生になった時、2年次編入時、既に46歳の方もいました(この方も東大卒です)。 僕は学士編入者としてもかなり年齢が高い方で、この年齢でよく合格させてくれたと思ったものですが、 編入当時、ちょうど一回りも上の年齢の合格者が出たということは、 筑波大学医学群の学士編入においては年齢にかかわらず優秀でやる気のありそうな社会人は積極的に採用しようという 方針が窺われます。

筑波大学医学群の学士編入試験の合否に年齢がどの程度影響するのかは分かりませんし、 年齢が上がるほど不利になる可能性は否定できませんが、上記のように40代での合格実績もあり、 高齢合格も決して不可能ではないことの証明にもなっています。

余談:東京大学理学部物理学科というところ

余談ですが、他の学士編入生からは「第2次ベビーブームで東大卒ってどんだけ〜」とか、 他の東大卒の2人からは「理物って??」と非常に驚かれました。理学部物理学科というのは東大の中でも突出した天才集団、 未来のアインシュタインとして一目置かれているところで (だからこそ僕はその中で自分の才能の限界を感じたということでもあります→他サイトで詳述予定)、 東大卒の学士の1人は「理物は憧れで目指したかったけど入学早々自分には無理だと悟った」とも言っていました。 この情報は東大の内部事情ということで、東大生・東大卒以外は知らないことが多い裏情報です。 プロフィールや合格体験記でも述べたように、僕は数学・物理という得意科目のおかげで東大に入れたようなものですし、 そのおかげでこうして筑波大学の医学群の編入試験も突破してしまったわけですが、 その後はこの能力は完全に「宝の持ち腐れ」となってしまっています。 それは仕方のないことで割り切りが必要ではあったわけですが・・・

合格者・不合格者の点数開示制度

学士編入試験制度を導入している多くの大学では、試験点数の開示請求に応じているようで、 筑波大学の場合も同様の対応でした。 筑波大学の全学のキャンパスは広いですが、医学専門学群キャンパスはそことはやや離れたところにあります。 その離れた全学キャンパスの学務に出向いて、学士編入試験の点数開示請求すれば点数が分かる、という話が僕たち学士5人の中で出ていました。 その中で実際に開示請求に行ったのは僕を含めて東大卒の3人だけでしたが、その中では僕がトップでした。 開示された点数は合計得点のみで各科目の点数は示されていなかったのが残念でしたが、 合計得点を見る限り、やはり400点満点の試験のようで、英語、数学、理科2科目それぞれ100点満点の試験という見立ては間違いなさそうです。 他の学士2人や辞退した2人の点数は分からないので、合格者の中での僕自身の正確な順位は分からないのですが、 結構上の方だったのかもしれないと思いました。

僕が筆記試験本番で気合を入れて体当たり的に問題にぶつかっていったという事実は、入試本番・実況中継のページでも詳しく述べた通りですが、 以上のように結果だけ見れば「そこまでムキにならなくても間違いなく受かっていたのだろう」とも思いました。 しかし学士編入試験当日、100人を超える受験生の中でたった5人しか受からないという異常な状況では、 本当に何があってもおかしくなかったと思います。合格者5人とすれば、1位と5位は同じ、でも5位と6位は雲泥の差・・・ しかし図ったように5位に滑り込むのは逆に難しいですし、1位合格を目指すくらいでちょうどよいと言ってもよい状況だったと思います。 本当に1位で合格するのと不合格になるのは紙一重という厳しい闘いだったと思いますし、 少しでも手を抜いたら僕も落ちてしまっていたのではないかとも思います。

ちなみに当時は試験点数開示は不合格者に対しても行っていたようなので、今どうなっているか調べてみるとよいと思います。 受験して不合格となった人も、一定期間内であれば今でも開示請求に応じているかもしれませんので、 確かめてみるとよいと思います。 試験終了後の感触と実際の点数がどの程度違っていたか、あと何点足りなかったかについても 可能であれば調べられる範囲内で調べるとよいと思います。

筑波大学医学群の編入者の経歴・実績についてのまとめ

以上、一言でまとめれば、筑波大学に関しては僕のような30代半ばでの合格者もいますし、40代半ばでの合格実績もあります。 また少ないながら文系からの合格実績もあるということです。 また筑波大学医学群の編入生の場合は、河合塾KALS出身者は少ないです。 筆記試験では数学が必須となっていて、理科も2科目あり、理系が有利、学力重視の厳しい試験ですが、 その分、他大学と比べて透明度が高く、公正で曖昧さのない選抜方法だと思います。

筑波大学医学群の学士編入を目指そうと考えている方へ

年齢が高くても文系でも不可能ではないと思います。 高齢入学者が少ないのはただ単に受験者の母数が少ないこと、年齢とともに記憶力・学力が低下していくという影響によるものだと思います。 従って年齢が高くても筆記試験で高得点を取れれば文句なしで合格させてくれるのではないかと思います。 また同様に文系出身が少ないのは、試験の科目・難易度が文系出身の人にとって不利であるだけで、 文系だから減点というバイアスはかかっていないと思われます。 逆に言えば文系でも数学ができて、理科2科目(現在は物理は選択できず生物・化学だけになってしまったようです)で 高得点を上げる実力があれば、文系・理系にかかわらず合格できると思います。 面接(口述試験)については、筑波大学では重視されていない印象です。 実際の面接では返答しにくい質問はなく、穏やかで淡々とした面接であっという間に終わってしまいました。 筑波大学の面接は、明らかにおかしな内容の返答をするような社会常識に欠けるような問題のある人を除外するためのチェック機能としての 位置づけでしかないのではないかと思います。 90%以上の人たちはこのチェックに引っかかることはないと思いますし、心配しなくてもよいと思います。 あとは点数の高い順に上から機械的に合格させているだけなのではないかと思います。 そうであれば、極めて公正かつ透明で曖昧さのない方法ですね。

余談ですが、例えば他の大学では50歳代の受験者が不合格となり、点数開示を求めたところ合格最低点を超えていたとかで、 裁判沙汰になったという話も聞きますが、上記のように筑波大学の場合はそのようなことは起こりそうもないですね。

結論!筑波大学では筆記試験で1点でも多くとったもの勝ち(一般受験に近い)・・・と思います!

筑波大学医学群医学類の学士編入を目指そうと考えている方は、自分の年齢では、志望動機では・・・と悩むよりも、 とにかく筆記試験対策を進めた方がよいと思います。1点でも多く取ったもの勝ちと思います。 その意味で、筑波大学の場合は、一般受験に近いと思います。 一般受験で合格を目指そうとしている方も、筑波大学の学士編入試験はチャレンジしてみる価値は十分あるとも思います。

 
 
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