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東大は雲の上の存在か?不可能を可能にするこれだけの情報

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東大は雲の上の存在か?不可能を可能にするこれだけの情報

「東大はあなたにとって雲の上の存在ですか?」と聞いたら、「当たり前だよ」と答える素直な方もいると思いますし、 または「初めから東大なんて入りたいとは一度も思ったことがないから雲の上でも何でもない。全く関心がない」と強がる方もいると思います。

しかし実際に一度でも東大を目指そうと本気で考えたことがある方は、それがいかに高く厚い壁であるかを実感したのではないかと思います。

小中学生時代、英語、数学、国語、理科、社会5科目で満点が当たり前という秀才たちが高校に進学して、 高校の勉強の内容の難しさ、大学入試問題の難しさに愕然としたという例は枚挙に暇がないほどですし、 自分は東大を目指せるのではないかと密かに自信を抱いていた秀才たちが、実際に東大の入試問題を見て、 そのあまりの難しさに愕然として、やる気を失ったという例も、これまた数限りなくあります。

要するに一般的な模擬試験の偏差値秀才たちが、東大の問題だけは他の大学の入試問題と違って難しすぎて歯が立たないと口を揃えて言う、 そのような状況も、受験生たちにとって、東大が雲の上の存在に見えてしまう大きな要因になっているようです。

しかし本当にそうなのでしょうか?東大は多くの受験生にとって「雲の上の存在」なのでしょうか?

「雲の上の存在」と思い込んでしまえば、その人にとって本当に「雲の上の存在」に見えてしまい、やる気を失ってしまいますが、 そうではない、手が届くと信じて、モチベーションを保ちながら要領とコツをしっかりつかんで勉強を進めていけば、 自然に射程圏に入ってきます。

もちろん一定程度以上の飲み込みの速さと記憶力は必要とされるのは事実で、中学生時代(一般的な公立中学校を想定しています)に 5教科の統一テストの総合得点で学年で一桁(上位5%程度)に入っていることが最低条件だとは 思いますが、それさえクリアできていれば、チャンスはあるのではないかと思います。

他のページでも述べているように、僕自身は中学生時代、定期テストや統一テストで学年260人中、3〜5位が定位置で、 1位を取ったのは2回だけでした。僕が住む町でそれまで東大生が1人も誕生していないという状況を考えると、 この町始まって以来の東大生となった僕は、中学生時代学年1位を連発していて当然とも言える最終学歴ですが、 実際はそうではなかったわけです。

つまり、地方や田舎の公立中学校で学年1位が定位置ではなくても上位一桁に入っていれば、最終的に東大に合格できる望みは残っているということです。 諦めてしまえば終わりですが、東大に合格できる望みがあるかどうかは実際に高校に入ってその勉強をしてみなければ 分からない部分が多いのも事実です。

ただ高校の勉強の内容は、中学生時代と比較して格段に高度になるのは事実であり、中学生時代の秀才たちの多くが 「こんなはずではない」というほどに成績が低迷し、一流大学に進学できなくなることが多いようですが、 前述したように「やってみなければ分からない」、「諦めるのは早すぎる」ということは言えます。

要は、東大を雲の上の存在と思ってしまえば、そこですべてが終わってしまうということです。

勉強に励み、結果的に東大が自分にとって本当に雲の上の存在だと分かったとしても、 それですべてを失うわけではなく、自分の身の丈に合った大学はありますので、 努力は決して無駄にはならないと思います。

まずは東大受験のノウハウ(これは結構重要です)を学んで、それに従って効率の良い勉強法で正しい方向に正しい努力を重ねていって、 その結果、東大が射程圏に入ってくるかどうかを見極めることが重要です。 それをせずに東大は初めから望みなしと決めつけてしまうのは時期尚早と言えます。

余談ですが僕自身、東大に入ってみて感じたのですが、実際の周囲の東大生を見てみると、 「この人がどうして東大に入れたの?」という人が実に半数近くいます。本当に驚きです。

実際に東大生を対象に行ったアンケート結果で全く同様のことを思っている東大生が結構いるという事実を知った時は 「俺と同じことを思ってる奴が他にも結構いるんだ」と驚いたのを覚えています。

「お前が何故ここにいる」という東大生が結構いるという事実は、東大生が決して秀才とは限らない何よりの証拠です。 むしろ僕の方がはるかに秀才の部類に入ってしまうほどです。中学生時代、学年3〜5位だった凡人の僕が、です。

これを聞くと皆さんも勇気が湧いてくるのではないでしょうか。

東大に入るには天才である必要がないことがこれでお分かりになると思います。

東大という場所のほとんどを凡人が占めているという事実を知ると、 東大という場所が皆さんにとって、より身近に感じられるのではないでしょうか。

東大は自分の手の届くところにあるかもしれない、そういう希望を持つことが、 実際に東大合格を勝ち取る上で大きな一歩になります。

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